言語処理学会ジャーナルのOverleaf設定

概要

ジャーナルの投稿をしようと思ったので,Overleafの設定をしてみました. その時の記録を残します.

こちらの人工知能学会の論文の記事と共通する部分が多いため,そちらを参考にます.

手順

スタイルファイルのダウンロード

こちらにLatexファイルがあるので,こちらをダウンロードし,Zipを展開します.

Overleafの空のプロジェクトの作成

空のプロジェクトを新規作成し,Overleafへダウンロードしたファイル群をアップロードします. はじめにあったmain.texは削除してしまいます.

Overleafの設定

メニューからコンパイラLatexにします.

f:id:rupyjp:20200315112950p:plain

latexmkrcというファイルを作成し,下記のように記述します.

$latex = 'platex';
$bibtex = 'pbibtex';
$dvipdf = 'dvipdfmx %O -o %D %S';
$makeindex = 'mendex %O -o %D %S';
$pdf_mode = 3; 

見切れてしまう問題

これを表示すると図のように見切れてしまいます.

f:id:rupyjp:20200315112758p:plain

ファイルを見ているとトンボの設定があるようなので,ドキュメントクラスからトンボを削除してみました.

f:id:rupyjp:20200315113525p:plain

これでなおったようです.

f:id:rupyjp:20200315113730p:plain

投稿時にトンボをどうするかなどは不明ですが, 一旦これで進められそうです.

人工知能学会全国大会(2020)のOverleafの設定メモ

概要

人工知能学会全国大会の論文を執筆するに当たり,初期設定を行いました.

スタイルファイルのダウンロード

www.ai-gakkai.or.jp

こちらからダウンロードを行います.

Overleafの空のプロジェクトの作成

空のプロジェクトを新規作成し,

f:id:rupyjp:20200213230657p:plain

f:id:rupyjp:20200213230837p:plain

Overleafへダウンロードしたファイル群をアップロードします.

f:id:rupyjp:20200213231111p:plain

こちらをアップロードし,はじめにあったmain.texは削除してしまいます.

f:id:rupyjp:20200213231245p:plain

このように表示されます.

f:id:rupyjp:20200213231425p:plain

texファイルがフォルダの中だとエラーが出てコンパイルできなかった.

Overleafの設定

メニューからコンパイラLatexにします.

f:id:rupyjp:20200213231629p:plain

主要文書も変更します.

latexmkrcというファイルを作成し,下記のように記述します.

$latex = 'platex';
$bibtex = 'pbibtex';
$dvipdf = 'dvipdfmx %O -o %D %S';
$makeindex = 'mendex %O -o %D %S';
$pdf_mode = 3; 

すると正しく表示ができます.

f:id:rupyjp:20200213231921p:plain

以上です.